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2013.11.05

VILLAGE exhibition by DRILL DESIGN

会期:2013年11月22日(金)-12月8日(日)
パーティー:11月22日(金) 18:00-20:00

林 裕輔と安西 葉子によるデザインスタジオ“DRILL DESIGN”。2011年にTIME & STYLEからVILLAGEチェアとVILLAGEスツールを発表。さらに2013年6月に新たなバリエーションとしてVILLAGEアームチェアを追加。今回、VILLAGEシリーズを一同に集め、ウィンザーチェアへのリスペクトと共にVILLAGEシリーズの独特の佇まいと世界観をDRILL DESIGNの空間構成で表現いたします。 尚、会期中にVILLAGEスツールをお買い上げのお客様には、DRILLE DESIGNによる本展覧会限定グレーダンボールパッケージをご用意いたしております。

そもそもウィンザーチェアというのは、部材が多く、椅子として決して合理的な構造であるとはいえません。それでもこの椅子が300年以上も前からつくり続けられ、いまでも世界中に広まっているのは何か理由があるはずです。私たちはその最大の理由の一つが、この椅子が持つ独特の佇まいatmosphereであると考えています。ウィンザーチェアを目にした時に感じる古い友人に再会したような、懐かしく安心できるような不思議な感覚。VILLAGEはその佇まいを大事にしながら、優れた木工技術を使って生みだされた新しいウィンザーチェアです。
18世紀イギリスを起源とするウィンザーチェアの構造をもとにデザインされたVILLAGEは、現代日本の優れた木工技術により、細やかなディティールまで丁寧に精度の高い仕事で仕上げられています。そのため現代的な座り心地の良さと、長く使える丈夫さを持ちながら、ウィンザーチェアが本来持つ独特の佇まいをしっかりと感じられる椅子となりました。
笠木やスポークはウィンザーチェアのアイデンティティといわれますが、VILLAGEの最大の特徴は座面裏のディティールに集約されています。脚を座面に直接突きさしていた18世紀のウィンザーチェアは、座面との脚の接続部が弱く、きしみや破損の原因になっていました。また、無垢の座面の反り防止としてのH型の貫が必要でした。しかしそのことで部材が増え、つくりも複雑になっていました。VILLAGEはその2点を同時に解決する方法として、座面と脚をつなぐクロス型の部材を追加し椅子全体を安定させています。結果的に座面と脚の間からのぞくこのパーツは、椅子の造形的な個性にも貢献することになりました。

DRILL DESIGN

DRILL DESIGN/ドリルデザイン
林 裕輔と安西 葉子によるデザインスタジオ。2001年設立。プロダクトデザインを中心に、グラフィック・パッケージ・空間デザインなど、カテゴリーを超えてデザインとディレクションを行う。デザインは目的ではなく未来をつくる手段という考えのもと、クリエイションから広がる新しい可能性を探っている。 主な仕事にPaper-Wood[2009-]、 geografia[2008-]、 VILLAGE series[2011-]、 CAMPER for hands[2013]、つくし文具店[2006-]がある。

林 裕輔 YUSUKE HAYASHI
1975年神奈川県生まれ。
学習院大学経済学にて経済地理学を学び、卒業後にデザインを学ぶ。
2010-2011 昭和女子大学非常勤講師
2012- 多摩美術大学非常勤講師


安西葉子 YOKO YASUNISHI
1976年岐阜県生まれ。
早稲田大学文学部にて社会学を学び、卒業後にデザインを学ぶ。
2001-2002 ナグモデザイン事務所勤務
2013- 昭和女子大学非常勤講師

DRILL DESIGN
HPリンク : http://www.drill-design.com/

展示協力
王子マテリア株式会社・王子コンテナー株式会社