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2014.04.08

野村和弘作品集「0.5」出版記念パーティー

2014年4月26日(土) 18:00-20:00

野村和弘作品集「Kazuhiro Nomura 1, 2, 3」(2012年既刊)以前の作品をまとめた「0.5」の出版に際し、
TIME & STYLE MIDTOWNでは出版記念パーティーを開催することとなりました。

それに関連し、同作家のドイツ時代初期の未発表作品によるドローイング展「黒の拡大」も同時に開催致します。
これまでもTIME & STYLE では氏の鬼気迫るような完成度の作品をご紹介して参りましたが、それらの作品の起点ともいえる肉筆のドローイングをご紹介できる数少ない機会です。

また、出版記念パーティーでは作家によるある試みが予定されております。ぜひご来場ください。

「0,5」表紙 「エアポート」(部分)1985年 玩具、ラインテープ

同時開催 : 野村和弘展 「黒の拡大」

会期 : 2014年4月21日(月)〜 5月25日(日)
開場時間 : 11:00 ~ 21:00 無休
会場 : TIME & STYLE MIDTOWN



TIME & STYLE MIDTOWN
タイム アンド スタイル ミッドタウン [六本木]
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 3F
PHONE:03-5413-3501 OPEN:11:00-21:00

たとえば、すぐれたものは無意味であると言われることについて。何かがどうにかなった結果、無意味へと昇華してしまうこと(*1)と、どうせ無意味だとして、無意味に振る舞うこととは異なる。それらの違いは見逃せないし(*2)、後者はその実、無意味というわけではない。背景への依存。

*1、いくら欲しても、どんなに計画されたとしてもうまく運ぶとは限らない。またたとえ冗談のように戯れても、そうなる時にはイッてしまう。何か見えない、無意味へと導くあるフォルムー出来上がる一歩手前でもなきに等しい、を創り上げるということ(無意味への昇華こそは、奇跡的な出来事なのではないか?日本の80年代には、このようなmodern的求め方の残り香が含まれていたのかもしれない)。
*2、この質感の違いに反応できる目を持つということが、無意味への昇華を求めることの資格となるだろう(これが、postmodernによって傷つけられたものではなかったか?パンクと老人に席を譲るパンク、後者はより良い進化形なのか?)。 (「80年代よりの覚書」より抜粋)

「0,5」p, 5 「バスケットボール?」1988年(発表) バレーボール、アクリル塗料

「0,5」p,14 「Tier(独語で動物の意)」(部分)1988年 動物のフィギュア、マスキングテープ


作家略歴




野村和弘



略歴

1958年高知県生まれ。
1988年東京芸術大学美術学部油画後期博士課程退学後、ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生として渡独。
1990年デュッセルドルフ美術アカデミーにて学位(Meisterschueler)取得。1993年帰国。



主な展覧会

2013年 「LVRFI 3」カスヤの森現代美術館、神奈川+TIME & STYLE MIDTOWN、東京。
2012年 「現代絵画のいま」兵庫県立美術館、兵庫。
2011年 「simple things」名古屋市民ギャラリー矢田、愛知。
2010年 「野村和弘/東島毅 みることをかんがえる」いわき市立美術館、福島。
      「City Beats + Live Explosions」Bank ART studio NYK、神奈川。
2008年 「LVRFI 2」T&S GALLERY+TIME & STYLE HOME、東京。
2007年 「type J」void+、東京。
      「待降節」(New Art Scene in Iwaki)いわき市立美術館1Fロビー、福島。