このテーブルの特徴的なくの字の脚は1本の木材から伐り出しています。中心に向かってぶつかり合う脚部のパーツを顎出しという接合方法を用い、意匠としての一体感と強度を確保しました。また、この脚はテーブルのどの位置に座っても膝がぶつかりにくい形状になっています。脚と天板を専用のジョイント金具で固定することで天板裏の幕板を必要とせず、天板の下はゆったりとしたスペースが出来ました。
ラウンドタイプのテーブルは4本の脚をセンターで繋ぐ真ん中のパー ツを1本の木材からくり抜いて製作しています。この構造によって木部の強度がより高まりました。