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Takaokaはその名のとおり富山県高岡市の鋳物技術を活かしたテーブルです。伝統的な鋳物産業が継承されている土地の名前を冠する製品に相応しい、日本的な佇まいでありながら、これまでにない印象を生み出すことが必要でした。製品化できたのは伝統をしっかりと受け継いでいる人々が存在するからです。地域に根付く産業と私たちの発想が融合して生まれた、新たな伝統の継承と創造だと感じています。
脚と木天板を繋ぐ受け金具も真鍮の鋳物で作り、天板裏に溝を掘って、そこに正確に収めることで天板の反り留めの役割を果たすようにしました。脚の意匠は角を丸く面取りして、それぞれの面に膨らみを持たせて柔らかな表情と日本的な意匠を共存させました。真鍮と木天板が時間と共に変色したり腐食したり、互いに同調しながら変化して、テーブルに時間を刻んでゆきます。
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