Moon on the Lakeは、富山県高岡市の伝統的な鋳造技術を活かして、直感的で彫刻的なアプローチにより製作されたテーブルです。このテーブルのブロンズ脚は、変形した太い楕円を基にし、有機的につながる穴が開いています。これらの穴は見る角度によって異なる表情を見せ、湖面に映る月のイメージを想起させます。同時に、ブロンズ鋳物の重量感と視覚的な軽やかさが調和し、天板受けまでシームレスに繋がるデザインが特徴です。天板は、北海道産のナラ材を使用し、ラウンドとオーバルの形状で展開されています。特に、オーバルタイプでは天板を脚部中心に対してずらして組み立てることで、リビングシーンに新しい変化を提案します。