Kumiko Partition – Senbongoshi pattern

Kumiko Partitionは、鎌倉時代に日本建築の建具技術として誕生した組子細工に基づいています。細く割った木を用いて溝や角度を加え、小さな木片を組み合わせて紋様を作り出すこの技術は、800年以上の歴史を持ち200種類以上の紋様が存在します。これらの紋様は日本の風土と文化に根ざした意味を持ち、細部まで繊細な手作業による高度な技術を要します。組子は光と影を通して和装飾の間仕切りとして古くから親しまれてきました。
このパーティションは良質な杉材を使用しフレームを極限まで細くすることで、組子紋様の美しさを際立たせるシンプルなデザインを追求しています。特に金物を使わずに製作された紐丁番により、表裏自在に可動する折りたたみ部分が特徴です。

Materials and finishes

Wood