ベッドの機能性を考えた時に、プロダクトとしての機能性と拡張性をイメージしてデザインしました。ベッドは毎日の眠りを支えることが基本で、揺れやきしみが生じない強固な構造が必要です。強度の確保ができ、オプションパーツによる拡張性を持たせるには、木のフレームが最も適していると考え、分厚い無垢材を基本の構造としました。意匠と機能性から傾斜の付いた木フレームのヘッドボードにキルティング加工を施してクッション性を持たせ、意匠的な柔らかさと木フレームとの親和性を大切にしました。オプションパーツのサイドテーブルにもヘッドボードを設けることで、大きな横の広がりと一体感が生まれます。