Kiku no Hana

雪洞型のシェードとベースを火袋として繋ぎ、雪洞のシェードとスタンドが一体となって柔らかなあかりを放つようにしました。これまでの日本の伝統的な照明器具にはなかった意匠の発想です。白熱球を使うことで、蝋燭や菜種油の火に近い柔らかいあかりになるように調光機能を付けました。

中心に向かって集まる杉材のフレームが菊の花のような姿をしています。暗い空間の中に浮かび上がる菊の花のような、新しい雪洞の在り方に挑戦しました。雪洞型のシェードはフレームを極限まで細く、わずかに肩を張り出させた形状にすることで、モダンな印象のシェードへと形を整えました。

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Paper

Wood and Finishes